「営業マンの腕前を測る物差し」の続きです。
気を付けなければならない相手は病院さんに限りません。お客さんがお客さん商売だった場合(わけのわからん表現でごめんなさい)も同様です。
私はいろんなお客さんのところに足を運びました。
そのうちのひとつ、家具屋さんを訪問した時の話を紹介します。
いつものように客先を訪問したときの事です。
ある大手家具屋さん(店鋪)の6階で現場調査と打ち合わせを無事に終了し、お客さんのところを出ようと階段を降りていました。
ちょうど昼時になり、先程打ち合わせした相手の、家具屋の偉いさんも食事に出ようと後ろから降りてきました。
先方)「あれ!?GawRikuさん。エレベーターじゃないんですか?」
当方)「はい。私は(ただの)業者ですから。」
先方)「おー!エレベーターは(我々家具屋の)お客さんの為に使わないということですか!さすがですね。あなたみたいに分かってくれている人は本当に少ないんですよ。ありがとう。」
これはかなり感心されました。ライバルメーカーの営業が先に訪問していたのですが、これ以降そちらのメーカーには声をかけることをやめたそうです。
このとき、これ以外にもう一つ感心されたことがあるのですが、それはまた別の機会に致しましょう。
必ず、お客さんは観ています。まわりに誰も居なく立って、常に見られているつもりで行動し続けてみて下さい。
「必ず道はひらけます」から。
—————————————-
カーネギーの言葉じゃありませんが・・。