昨日、出張先から社員5人で会社に帰ってきました。
全員が一台に同乗、片道4時間以上のドライブです。
メンバーは役員と私、他に管理職1名と営業マン2名。私以外は他の地区からの応援です。
車の中で、私と役員が今回の出張を振り返ったり、次の展開を相談したり。そうこうしている間も、役員は何本かの電話をかけたり、かかってきたり。その電話の内容も二人の話題になって・・。
1時間も過ぎた頃でしょうか?あることに気がつきました。
喋っているのは役員と私だけで、他のメンバーは一言も口を開いていないんです!
なぜ喋らないの?
5人は全員営業関係の人間です。地域的にも西日本という大きなくくりでいうならば同じチームに所属するメンバーです。
役員と私の会話だって全てのメンバーに共通する、あるいは関連する内容でした。しまいには雑談もありで。。。
なのに・・何故?
若い営業マンをつかまえて言いました。
「大人しいじゃん?いいんだぜ普通に会話に入って来て。」
若手「え?えぇ。」
私「疲れたのか?眠たいかい?」
若手「いぇ、いや、ちょっと・・。」
なんなんでしょうね?
はっきりしなよー。若手の他の人たちも何で喋らないわけ?
このやりとりがあっても、誰も口を開きません。
こういう日常の中にも素質?資質?が見えるような気がします。
だって、言いたい事を言えない営業マンなんて、どう思います?思っている事を口にも出せない?問題でしょう。
仕事じゃなくても、お客さんと一緒にいるだけで「間が持たない」、「かえってお客さんに気を使わせる」そういう状況が見えてくるじゃないですか。
私「あのさ、それじゃ営業マンとして困らないかい?俺と役員がお客さんだったらどうするの?やっぱり黙っているわけ?分かった。これも練習だと思ってさ、何でもいいから話題の提供をしてごらん。・・・難しいかい?例えば最近のお気に入り、なんてのはどうだい?」
若手「・・・・・・。」
沈黙すること数10秒。
私「おいおい。なんだそれは?それじゃいくらなんでも間が持たないだろう。」
さてみなさん、ただその場に居るだけの営業マンって世の中に必要だと思います?
何のアウトプットも出来ない営業マンは不要です。
つまり、
「居るだけなら、要らない!」
おあとがよろしいようで。