新人教育担当者として考えていることがある。
「教える」ということは「学ぶ環境を創ること」なのではないだろうか?と。
教えられて身に付けることが出来る人は優秀だ。というかかなり要領のいい人だ。そんな人材は少ない。かといって優秀だから有能かというと、そうでもない。所詮教えられて身に付けたものなんてたかが知れている。底が浅い。
そういうわけで「学んでもらいたい」、「自分で身に付けてもらいたい」と思うのだ。
学んで身に付けたものは芯となり、応用も効く。
だから強い。
メッキではなく地金が良いに決まっている。
今週は新人に「自社の業界において脅威となりうる産業(商品)」についてレポートをまとめさせた。
文章を書いたりすることにも慣れてないようだったし、いい練習になるだろう。
またA4用紙1枚にまとめるように指導している。
論点を整理することはなかなか難しいが、これも頭の体操。
必要最小限の言葉を使って短い限られた時間にメッセージを伝えることは、営業マンには必須の条件だからがんばってもらうしかない。
これからも、いくつかのテーマを与えていくつもりだ。
さて、ついてこられるかな??